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ブロガーも参考にしたい「『超』文章法」の秀逸な文章テクニックを実例を使って紹介

個人的に小説を書いているのですが、小説のテクニックはブログのテクニックとは少し違います。しかし、「文章を魅力的にする」という点では使うテクニックはほぼ同じ。


今回は小説をマネタイズする手段も増えたので、「超」文章法のテクニックを実際の漫画の具体例を使って紹介していこうと思います。
目次
魅力的な文章を書くためには
Technique 1 比喩
Technique 2 引用


魅力的な文章を書くためには


小説を書くコツは何より、「書きまくって、どんな文章がウケるのかを知る」ことに尽きます。例えば、友達やココナラのようなサイトでフィードバックやレビューをもらってひたすら改善する。

自分はそれを繰り返し、失敗作が山のようにたまることでようやく「感覚的にどのような文章かウケるか」わかるようになりました。

しかし、感覚的なものばかりではなく、小説の構成段階は次の4段階に分かれます。
あくまで「超」文章法を参考にした小説のプロットですが、このステップを踏むことでどんな小説も書くことができます。

STEP1 テーマを決めてストーリーの骨組みを作る
物語のあらすじを考えます。漫画のあらすじのように、100文字くらいで簡潔に物語の全体がわかるようにまとめる

STEP2 登場される人物や事象、シーンを決める
登場させる人物や、技、セリフなど「STEP 1」で決めたあらすじに「肉づけ」してストーリーの大部分を構成する

STEP3 ストーリーのわかりにくい部分を明確に伝える
小説はほぼ文章で構成されるので、当然、抽象的なセリフや背景描写が存在します。そこをできるだけ読者に伝えるようにテクニックで工夫する

STEP4 推敲
「STEP 3」でわかりやすい文章にしたつもりでも、必ずわかりにくい部分は存在する。そこを読者が理解できるように、工夫したり、添削してもらったりを何度も見直す。

参考 「「超」文章法 」

今回紹介する文章テクニックは「STEP 3.ストーリーのわかりにくい部分を明確に伝える」部分で使うもの。
いわば、ドーピングのようなもので、平凡な文章をより鮮明に読者の頭に残すことができます。




Technique 1 比喩

特定の対象に名前をつけるテク

抽象的な概念は頭に残りにくい。例えば、大人数の人間の中から「特定の人間だけ」を読者に伝える場合はどうしますか?そういうときは伝えたいものだけに「名前」をつけます。名前をつけると抽象的な概念も特徴づけられ、読者の頭に鮮明に残る。


次に示すフォトは漫画「進撃の巨人」のシーン。進撃の巨人ではたくさんの巨人が出てきますが、マンガの舞台でメインとなる巨人には「鎧の巨人」や「超大型巨人」など名前がつけられています。


進撃の巨人の読者で「鎧の巨人」や「超大型巨人」を知らないヒトはいない。

この例からわかるように、読者に伝えたい抽象的な「ヒト」や「モノ」があれば、混乱しない範囲で名前をつけてみて下さい。ブログでも結構使われてるテクニックです



人体やその他の表現を使う比喩テクニック

比喩の目的は「あるものを別のもので表現すること」。分かりにくい概念をわかりやすく伝えるテクニックです。ここでは紹介するのは次の比喩テク

・人の体に例える

・人体以外のものに例える


人の体に例える


人の体の機能を使えば、たくさんの表現が可能で、表現出来ないものはないんじゃないでしょうか?

頭でっかち、目から鱗が落ちる、目の上のたんこぶ、自分の首を自分でしめる、舌の根の乾かぬうちに、背に腹は変えられねえ、血となり肉となる

などたくさんあります。
次は漫画「ハンターハンター」のシーンですが、登場人物のメルエムが、自分の気持ちを人体の機能で表現しています。


表しにくいことも、人体の機能を使えば簡単に表現できる。



(人体機能の表現は日本語表現インフォを使えば、簡単に調べられる。)



人体以外のものに例える

人体で表現しなくても、代わりに表現できるものがあれば、それを使ってもOK。

自動車の部品や装置、歴史的事実、誰もが知ってる人名、スポーツ、自然現象、地名、スポーツ、
など、使えるものならなんでも使うべきです。

次のフォトは漫画「幽遊白書」から。登場人物の「桑原」が主人公「幽助」のバカっぷりを「行く理由が強いやつがいるからだと?ゲームの宣伝じゃねーんだぞ」と表現しているシーン。

とても秀逸な表現。面白い上に思わず、「それがあったか」と唸ってしまう。



次は漫画「斎木楠雄のサイ難」より、「32917円」を「ネザーランドドワーフ」と表現しているシーン。

とてもユーモラスで面白い表現なので、読む側としては一発で頭に残る



具体例で示すテク

抽象的な概念はえてして分かりにくい。それを具体例を使って、わかりやすく説明するテクニックです。特に長い説明のときに便利。長い説明だと、分かりにくい表現が多く出でくるので、具体例をはさんでやれば、読者にはよく伝わります。

次のフォトはマンガ「進撃の巨人」より。登場人物のザックレー総統のセリフシーン。「俺は敵の仲間になりながらも、クーデターを起こすつもりだった」と長々と説明していますが、分かりにくい表現が出てきて、イマイチ伝わりにくい。

そこで、「やつらの忠実な犬に徹し」とか「生涯の趣味こそがクーデターの準備」といったように、要所にわかりやすい具体例を使って説明しています

ところどころに具体例を使うことで、長い説明もわかりやすく伝わる



伝えたい事を抽象化するテク

伝えたいことが「具体的」すぎると、伝える内容が限定的になりすぎるのです。つまり、読者に伝わる情報が少なくなり、不便。

・「人は愚かな生き物だ」と抽象的に表現した場合

・「人間は地球環境を破壊し続けているから愚かだ」と具体的に表現した場合

では抽象的に一言で片付けた方がカッコよく、そして上手く伝わります。具体的に言うより抽象的に伝えた方がいいシーンも多いんですね。

次は、漫画「ハンターハンター」のシーンですが、登場人物のメルエムが「抽象的に」説明しているシーン。このシーンのセリフを「具体的」に表現すると何万文字のセリフに、なってしまい、読者に伝わりません。

あえて抽象的な表現を使うことで、数コマという短いシーンで上手く伝えることができる。




Technique 2 引用

他の文章から言葉を引用するテク

引用は何かしら偉大な人が使った言葉を拝借すること。例えばあなたが「わたしが世界を変える!」と言ったとします。一方でアメリカでオバマ大統領が「わたしが世界を変える!」といった場合、次の日に話題になっているのはどっちでしょう?もちろん99%、オバマ大統領です。
このことからわかるように「権威のある人が使った言葉は頭に残る」ものです。

もし、どっかの偉人が言ったことと同じことを言うシーンがあったなら、「引用」という形で使ってみると読者に上手く伝わるのです。

次のフォトはマンガ「ハンターハンター」のシーンですが、モブキャラが言うより、「引用」という形で使ってるのでカッコよく読者に伝わるいい例。



名言を改変して使うテク

あるキャラに名言の一部を「変えて」言わせることで、そのキャラの名言にしてしまうテクニック。
例えば、プレゼンのときに、名言をパクって言ったら、まるで「自分で考えたオリジナルの言葉」のように聞こえることがあります。


同じようにどっかから名言を拾ってきて、マンガのキャラに言わせれば、「そのキャラオリジナルの名言」になります。
次はマンガ「進撃の巨人」のワンシーンですが、登場人物のアルミンが名言を言って、このあと結構ネットで話題になりました。



しかしこれは

何かを得るには、何かをあきらめなければならない
[ながれ・おとや、流音弥]

の名言の一部を変えたものだと考えられます。本当は「流音弥」という人の名言だったのですが、アルミンが言ったことで「アルミンの名言」として進撃の巨人の読者の頭に強く残ったといういい例。

今回の小説だけでなく、ブログなど、普通の文章でも使えるテクニックが多くありました。実は、他にもたくさんありますが、長くなったので、また別の記事で書こうと思います。

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