エイリアスを設定して、長ったらしいlinuxコマンドのショートカットコマンドを、自分なりにカスタマイズして作成したのでその備忘録。
これで面倒なコマンドはいちいちググらずに済む。
目次
1. .bashrcと.zshenv にエイリアスを記述する
2. .bash_profileで.bashrc(と.zshenv)を読み込む設定をする
3. 実験
4. まとめ
1. .bashrcと.zshenvにエイリアスを記述する
自分のPCの場合、anaconaをインストールしてたためか、エラー
zsh: command not found
が出るので「.zshenv」ファイルにも同じことを書く必要があった。
まず試しにファイル数をカウントするコマンドで
alias count='ls -1 | wc -l'
を書いてみる。
# .bashrc(と.zshenv)ファイルをvimで開く $ vi ~/.bashrc (vi ~/.zshenv) # 「i」で入力モードになるので入力モードで $ alias count='ls -1 | wc -l'
と入力後「esc+:wq」で入力モードを終了。
2. .bash_profileで.bashrc(と.zshenv)を読み込む設定をする
エイリアスは.bash_profileに.bashrc(と.zshenv)を読んでもらう必要がある。
.bash_profileはターミナルが起動すると読み込まれる仕組みなので、ターミナルを起動するたびに読み込んでもらう。つまりショートカットコマンドを永久に保存できる。
$ vi ~/.bash_profile # 以下を入力 source ~/.bashrc source ~/.zshenv
と記述。この変更自体も反映させなければいけないので、ターミナルから以下を実行
$ source ~/.bash_profile
自分のPCはanacondaの変なコマンドが書いてあるので、消去してまっさらな状態で上のコマンドだけ書いて実行。
3.実験
実験1
# desktopに移動コマンドのショートカット作成 $ vi ~/.bashrc (vi ~/.zshenv) alias desk='cd && cd desktop' # 反映 $ source ~/.bash_profile # 実行 $ desk $ pwd >>>> /Users/~/desktop
移動できた
実験2
# ファイル数カウントコマンドのショートカット作成 $ vi ~/.bashrc (vi ~/.zshenv) $ alias count='ls -1 | wc -l’ # 反映 $ source ~/.bash_profile # 実行 $ count >>>> 6
できた。
4.まとめ
エイリアス設定の利点はたくさんあるけど、下の2つがでかい。
これが生産性向上かと思う瞬間だった気がした。
# vi ~/.bashrcと~/.zshenvの中身 alias count='ls -1 | wc -l' alias desk='cd && cd desktop' alias down='cd && cd downloads'
# vi ~/.bash_profileの中身 source ~/.bashrc source ~/.zshenv
参考サイト
・ターミナルをいじってるとzshが「command not found」と叫ぶので、叫ばないようにした