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フリーランスの僕が使う「仕事のやる気を出す」方法&時間管理術を紹介

フリーランスをやっていると仕事の締め切りが漫画家さながらで、規則正しい生活や時間を適度に管理して、生活するスキルが必要になる。
はじめはそんなこと出来なかったし、本を読んだり、実践したりして、自分なりの時間管理術を身につけた。今回は仕事のやる気を出すための時間管理術や方法を紹介していこうと思う。

目次
1.仕事場を見つける
2.朝9時前の時間を仕事にフル活用する
3.「60〜90分サイクル」の時間割を作る
4.やりたいことの時間を”天引き”する
5.脳の効率を最大限に発揮する方法

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1.仕事場を見つける

フリーランスだと仕事場はたいてい家で済む。家でできるなら勉強でも同じだが、家から出なくてもいいからだ。しかし、家でできない人は少なからず、家以外のところでやる必要が出てくる。家でできない人がとれる手段は2つ

・家で仕事場を作る
・家以外で仕事場を見つける

まず家で仕事場を作る方法だ。金持ちしかできないと思うかもしれないが、工夫次第で安く仕事場を作ることができる。例えば、最近では座りながら仕事をするより、立ちながら仕事をするほうがいいということでBauhutte (バウヒュッテ) のスタンディングデスクなるものも登場している。



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スタンディングデスク


それ以外でも部屋の一角に仕切りを置いて、隔離した空間を作ったり、空いてる小部屋を改造したりすることで、仕事場は簡単に作れる。ようは金額の問題ではなく、工夫とアイデア次第だ。

2つ目は家以外の仕事場を見つけること。最近ではスタバなど公共の場所でwifiを使えることが多いので、カフェや図書館で仕事をするのもありだ。


また「毎日そんなとこ行ってらんない」ってときは公園やバス、電車の中などいろんな所で場所にとらわれず、仕事をするスタイルもいいだろう。
例えば、「Crystal Bubble」を使えば、公園や原っぱなど野外でも仕事ができる。

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「Crystal Bubble」

フリーランスの仕事は基本的にどこでも出来るものが多いので、投資資金を安くおさえて、仕事場を簡単に作ったり、場所を選ばずできる。1つの場所だと能率に悪いので、楽しみながらこうしたカスタマイズをするのも楽しいし、フリーランスの醍醐味でもある。





2.朝9時前の時間を仕事にフル活用する

朝起きたときの脳は、1日の中で最大限に力を発揮できる。科学的にも証明されていて、これを使わない手はない。

つまり朝、特に9時前までに仕事の大半をやってしまう方法がある。朝はクリエィティブなことに向いてるし、メールなど他人の邪魔も入らない。

自分も結構前まで、朝型で朝に重いタスクややりたいことをしていた。今も、フリーランスになってから朝に仕事を終わらせて、アフター5を楽しむ生活が主流になっている。

特に朝や日中に面倒くさいことを片付けると、午後にやることは簡単なことだけ。午後になると脳はだんだん疲れてくるので、朝に重いことを片付けるこのスタイルはとても効果的だ。



またアフター5で自分の好きなことをやると次の日に脳の働きが格段によくなる。徹夜で深夜まで仕事をしてると仕事が楽しくない限り、疲れて、その疲れが翌日まで残る。脳は遊ぶことによってエネルギーを回復させる性質があるので、楽しいことをする時間をとらないと仕事をするエネルギーが得られないのだ。

特に自分は最近9時起きが習慣化してしまったため、「セイコークロックライデン」という超うるさい目覚ましを購入して朝型に戻す予定だ。

trafalbad.hatenadiary.jp


このうるさい目覚ましは、朝ほぼ確実に目覚めるのでオススメ。




3.「60〜90分サイクル」の時間割を作る

人間の脳の集中力は60分〜90分が限界だとされている。そのため仕事を連続で何時間もやるのは、効率的に絶対避けたい。その方法として、学校のように「60分で10分休憩」とか「90分で15分休憩」みたいに時間割を作って、1日の時間割を作ってしまうことがオススメだ。


はじめは”管理される生活”なので嫌に感じるかもしれないが、時間割を作ると自然と体が動く。下の図は学校の時間割表だが、表の中に1日の予定をおおざっぱに入れてしまう。
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例えば自分は6〜9時、10〜12時、午後2〜5時が仕事で、午後5時以降は自由なことをすると決めている。本当はもうちょっと複雑だが、「60分で1コマ&10分休憩」のサイクルで回している。そんなにストイックでなくていい。自分は、大体1週間の時間割を決めて、1ヶ月単位でチョイチョイ修正する感じでやってる。


詳しくは下記本に書いてあるので、詳細を知りたい人はどうぞ。

特に自由すぎるよりも時間割のあった生活の方が圧倒的に楽だし、フリーランスでなくても時間割を作った方が能率的に生活できる。




4.やりたいことの時間を”天引き”する

余程のことがない限り、人は仕事以外にどうしても”やりたいこと”があるはずだ。

自分は最近では自己投資やハマってる遊び、副業などの時間はどうしても確保しておくようにしている。そこでこうした「どうしてもやりたいこと」をする時間を作るために、1日の中からあらかじめそうした時間を”天引き”しておく。


貯金を例にあげるとわかりやすいと思うが、毎月の給料からあらかじめ貯金する額を「天引き」する人がいる。


それを時間に応用したテクニックで、1日の時間の一部をやりたいことのためにあらかじめ”天引き”しておく。例えば自分は5時以降は好きなことをする時間として”天引き”してある。どうしようもないとき以外は、アフター5は絶対に確保しておく。


またらこうしておくことで「締め切り効果」がでて、仕事を早く終わらせようという気になる。心理学でもそんな効果名がついているようだ。


時間を決めないと人間は、ダラダラと物事をこなしてしまう習性があるので、「何時までに〜を終わらせる」という締め切りがあると、不思議なことにやることも早く終わる。


この「締め切り効果」も働くので、「時間を”天引き”しておくテクニック」は1日の時間管理のうえで欠かせない。


特に「どれだけ働いたか」よりも「短い時間でどれだけ効率よく仕事ができたか」の方が重要だ。ダラダラと長時間やることよりも、短い時間で片付けることを工夫したいときに「天引きテクニック」は一役買ってくれる




5.脳の効率を最大限に発揮する方法

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仕事を効率的にするには”脳の働き”を最大限に発揮できた方がいい。「そんなことできるのか」と自分は思ってたけど、そんな方法が実際にあった。

どうやら脳というのは「試験を受けている状態」のときに最大限に働いているようだ。別の言い方をすれば、「制限時間がある中で物事をしている状態」とも言える。


そうした”時間に制約がある状態”だと「締め切り効果」と似たような効果が起こり、脳の働きが活発になる。


またそれだけでは不十分で、脳が最大限に働くまでに「準備運動」が必要になる。準備運動といっても簡単なことでいい。
やることの準備や家事、散歩などそんなに重くなくて気軽にできることで十分。そうした作業をした後に、制限時間内で仕事をすると最も脳の能力が発揮された状態で仕事できる。

まとめると
・軽い準備運動をする→制限時間内で仕事をする
これができれば脳は最大限に能力を発揮できる

自分の場合、パソコンの立ち上げなどの準備とか、家事などの雑事を軽くこなして準備運動した後に、60分の制限時間内で仕事をするスタイルが一番あってる。


特に受験期とかの勉強が必要なときは2時間1セットで勉強していた。最近では翻訳力を鍛える勉強が必要なときがある。
そんなとき
・頭に知識を突っ込む→難しい翻訳文をウンウンうなって長時間考えて訳す
のが効果的なので、2時間1セットに設定して勉強してる。


特に仕事の場合、「試験を受けている状態を1日でどれだけ作れるか」が1日の仕事を効率的にこなすためのキーポイントなので、「60分1セット×8回」を目標に一日の仕事をしている。

脳の働きをMAXにしてやる工夫もかなり有効なテクニックだ。

特に下の本は脳のメカニズムに関してかなり詳しく書いてあり、効率的に物事をこなすときにかなり参考になるのでオススメ。


今回はフリーランスということで実践している生活管理のための時間管理術を紹介した。自分はもともとこんなに出来たわけではなく、初めは半信半疑でやってみて、試してみたら意外にも効果があったケースがほとんどだ。
だまされたと思ってやってみるとその効果に驚くので、気になったら是非やってみてはいかかだろうか。