アプリとサービスのすすめ

アプリやIT系のサービスを中心に書いていきます。たまに副業やビジネス関係の情報なども気ままにつづります

ハードウェア

MobilenetベースのBlazefaceをResnetベースに蒸留して性能を移植してみた【機械学習】

Blazefaceはgoogleの訓練済みのデバイス用の顏/手の認識モデルで速くて高性能なモデル。 役割は顔/手の位置とキーポイントを高速に検出する機械学習モデル。 BlazeFaceはMobileNetをバックボーンをベースにして作られてる。今回はやることは1.tfliteのblazef…

顔から性別・年齢推定アルゴリズム(age gender estimation model)の工夫まとめ【機械学習】

人気の「age gender estimation」とかいう、人間の顔から性別と年齢を予測するモデルを作った時の、テクニックを備忘録として忘れないようにまとめとく。目次 1.Age-gender-estimation model本体 2.後処理での工夫 3.予測結果 1. Age-gender-estimation mode…

弟4回エッジAIコンペ(セグメンテーション) レポート・log【ハードウェア】

SIGNATEの第4回AIエッジコンペに参加したので、そのレポートもかねたログを書こうと思う。機械学習だけじゃなくて、ハードウェアもガチのコンペでした。 目次 1.ネットワークについて 2.C++のアプリケーションコードの工夫について 3.ハードウェアプラットフ…

Vitis-AIを使ってultra96v2上で学習済みモデルを動かすまで【hardware, FPGA, AI】

今回はultra96v2上で学習済みモデルを動かしてみる。この作業がすんなりできれば、論理回路の高位合成とか組み込み部分を除けば、学習済みモデルを作れればドローン制御、自動運転の制御とかいろんなことの礎になる。本家サイト「Ultra96V2向けVitis AI(2019…

UbuntuでSDカードのEXT4とFAT32のパーテションの作り方

ubuntuでSDカードのパーティション作成のメモ目次 1.ubuntuをmacにインストールする 2. ubuntuを起動、SDカードの確認 3.パーティションの作成 4.GUIでパーテイションの内訳を確認してみる 追記.Ffrom CUI 1.ubuntuをmacにインストールする1.USBカードを差し…

強化学習で「手押し井戸ポンプ」で水をくむ動作をArduino Unoに学習させる【AI・Hardware】

「手押し井戸ポンプ」は、昔から田舎で使われてる「井戸から手動で水をくむポンプ」のこと(Amazonでも売ってる)。「手押し井戸ポンプ」の水をくむまでの大まかな動作は「押す(down)=>水をくむ(push pump)=>あげる(up)」の行動パターンを、シーソーのご…

webカメラ+Arduino Uno+CNN画像分類(AI)でカギの開錠・施錠システムを作ってみた【hardware,機械学習】

今回はArduinoに機械学習(AI)を埋め込んで、webカメラから読み込んだストリーミング画像の画像分類結果からカギを解錠・施錠できるシステムを作ってみた。機械学習(AI)をハードウェアで実際に取り込んで作ったのはVitis AI以来、今回がはじめて。Arduino系…

Arduino UnoとPCをシリアル通信させる方法と参考コード集まとめ【hardware】

ArduinoとPCとの情報のやりとりはシリアル通信でする。このサイトを参考にした。深層学習(DNN)にはシリアル通信は必須なので、やり方とデモもかねて動かしたコードをまとめていく。目次 1.Arduino Unoのシリアル通信の設定 2.Arduino UnoからPCへのデータ送…

Arduino Unoを動かす基本コードと環境設定方法【hardware】

ラズパイの一種、「Arduino UNO」の基本的な動作をさせる際のコード集(個人的メモ)。・Arduinoを動作させるまでの環境設定 ・MacにUSBを使ってUbuntuをインストールする方法も簡単に書いた。 目次 1.LEDを点滅させる 2.LEDをだんだん明るくさせる 3.Arduin…

PetaLinux上からultra96v2ボードでYolov3の物体検出【FPGA, hardware, AI】

前の記事「Vitis,Petalinuxのインストールから、Vivadoの起動まで【FPGA】-VitisPlatform作りpart2」でVivado, vitis, Petalinuxの環境構築をした。 PetaLinuxの環境構築をしておくことで、linux(PetaLinux)上から直接、ultra96ボードにアクセスできるらしい…

Vitis IDEでultra96向けplatform作成と、ultra96v2で動作確認するまで【avnet,hardware】VitisPlatform作りpart4

今回は・Vitisプラットフォーム(Vitis IDE)でultra96向けプラットフォームを作成・ultra96v2で実際に動作確認するところまでやってみたいと思う。本家サイトのラストの部分まで。 今回のpart4でこの部分ができる。 目次 1.ultra96向けプラットフォームの作成…

ultra96v2の動作に必要な「BIFファイル」作成、vitis IDEの立ち上げまで【FPGA】- VitisPlatform作りpart3

前回の続編のpart3。Vivadoでultra96のデザインブロックとかXSAファイルを作成した後、PetaLinuxでVitisプラットフォーム(vitis IDE)立ち上げまでやっていく。part3の作業で完了するのは「vitis IDE」構築のvitisの部分。 メインでにやること・ultra96の動作…

Vitis,Petalinuxのインストールから、Vivadoの起動まで【FPGA, avnet】-VitisPlatform作りpart2

今回はVitisPlatfrom構築に必要な「Vitis、Petalinux、その他関連ツール」のインストール。 「Ultra96の開発環境(Vitis2019.2版)」をメインに参考にした。 Vitisプラットフォーム(vitis IDE)はVivado起動後に、「Ultra96用Vitisプラットフォームの作り方(BA…

ultra96v2の環境の構築。仮想環境のubuntuとMacの外付けHDDをマウントするまで -VitisPlatform作りpart1【fpga, avnet】

・1.ultra96-v2動作に必要なもの 「はじめてのUltra96 必要なもの」によると、Ultra96-v2に必要なものは、買った付属品以外に、 ・「Vitisプラットフォーム(vitis IDE)」という開発環境の構築・環境構築用OS ubuntuが必要らしい。 ・2.まず自分がやること Ul…

FPGAのultra96v2で「unboxingからLチカまで」の操作手順【avnet, hardware】

AIをカメラとかのハードウェア上で動かすために、ラズパイと同じFPGA(Field Programmable Gate Array)のUltra96-v2を購入した。目的はハードでAIを使いたいから(≒ヒロアカのハイエンド脳無に惚れたから)。 FPGAでAIを動かすために必要な作業は下の図のよ…